大井競馬場所属騎手の笹川翼です。

アメリカ産馬の騎乗機会はまだ少ないのですが、乗せて頂いた馬の印象はとにかくスピードがあって日本馬より筋肉量に恵まれている事です。

小回りコース中心の地方競馬では、特にスタートには細心の注意を払い騎乗しているのですが、やはりゲートを開いてから馬自身のテンのスピードが速い事は、良い位置で優位にレースを進められますし大きなアドバンテージ。

中央競馬に比べ、大井や南関では外国産馬の入厩自体がまだ少ないですけど、トラヴァーズさんの輸入馬をきっかけにもっとアメリカ産馬に乗れる機会が増えて、中央馬にも負けないレースが出来れば嬉しいですね。

それに、預託予定調教師の森下先生には日頃ならお世話になっていますが、大井競馬では屈指の馬作りに対する情熱が凄くて研究熱心であり仕上げも素晴らしい厩舎。

トラヴァーズさんの所有馬とコンビを組む機会が持てて、大きな所を勝てたら最高ですし、来年のデビューを今から楽しみにしています。

by 騎手：笹川翼